目を背けること、立ち向かうこと、通り過ぎること

手痛いダメージを食らいました。

最初はなんでもなかったのに、時間がたつにつれてじわじわと。
最終的に、ドラクエ風に言えば「つうこんのいちげき」レベルの大きさになってしまいました。

感情が自分の中でない交ぜになってるのです。
うれしさや喜びや祝福。
嫉妬や妬みやイラつき。
あたかもミックスジュースが如く混ざり合って、わけのわからない感情ができあがりました。

自分の身体はそんな感情を持て余し、抑えることができず、動きがぎこちなくなる始末。
こわばって何をするにも不自由な状態。
ほんの少しのことでよろめいて、さらにひどい状態へとなっていきます。

ついには感情をこぼしてしまいそうになりました。
覆水は盆に返らないので、慌てて抗不安剤を飲み下すことに。
あふれないように、こぼさないように、こわばった身体をさらにぐっと硬くして耐えるだけ。

涙は出ないんです。
ただ、嗚咽のような荒い息遣いが時々、口から発せられるだけ。

しばらくしてだいぶ落ち着いたので、気をそらすためにテレビを眺めてて。
ほんの少しだけ、自分が連れてこられた状況を忘れることができて。
でも、それもほんの少しの間だけでした。

まるで薬の効果が切れたかのように、元に戻りつつあります。
誰かに助けを求めても、伸ばした腕の先には何もありません。

それでも、きっと大丈夫なんです。
睡眠導入剤を身体に入れて少しすれば必ず眠りが約束されるから。
そして起きる頃には、全ての感情を見なかったことにできるから。

Posted on : 2007.12.03(Mon) 22:59:59 | コメント (0) | トラックバック (0)

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